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米国/11月度のアジア主要10か国発のTEU実績3.6%増

2014年12月11日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は12月8日付で、米国海上コンテナ輸入の11月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前月から17.0%減少したものの前年同期比3.6%増の110万9000TEUとなった。

米国向け世界合計(FROB含む)でも、11月はアジア発の増加に加えて、中米発(6.2%減) 以外は、欧州発10.9%、カナダ発0.7%、南米発6.1%、と共に増加で、全体では前月比14%減だったが、前年比は3.6%増と続伸した。 1~11月累計でも2025万TEUと、前年同期より6.4%増となった。

アジア発の6割を占める1位中国発は前年比3.4%増と9か月連続の増加、2位の韓国も2.4%の増加、台湾は1.1%増と6か月連続のプラスで3位、香港は14.1%減で5か月連続のマイナスで4位、ASEANは5位シンガポール、7位 マレーシアがそれぞれ29.4%、83.7%の大幅増加だったが、8位のベトナムは2.4%と小幅増、10位のタイは48.5%減で5か月連続のマイナスだった。9位のインドは26.9%増で16か月連続のプラスだった。

ベトナム、インドの荷受け地ベースは前年比がそれぞれ10.2%、 17.9%と自国生産分でも2桁増だった。

6位の日本発直航分は前年比3%増と10か月連続のプラス。

日本発釜山経由TS分は博多、広島発などが減少し、5.9%減だった。

一方、日本発直航分の米国港別シエアでは、西岸向けではロングビーチ向けだけは前年比23.6%減だったが、ロスアンゼルス、タコマ、オークランド、エバレットはいずれも2桁増で、東岸向けではノーフォーク、ニューヨーク、ニュージャージが減少したがチャールストン、マイアミ、ジャクソンビルが増加だった。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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