杉村倉庫は12月18日、大阪市港区福崎の大阪港営業所福崎倉庫の一部を取り壊し、新たに物流倉庫を建設すると発表した。
投資額は45億6000万円。
新倉庫建物は、1階（両面）と3階（片面）にトラックバースを備えており、垂直搬送機・エレベーター等の活用により、少量多品種商品の荷捌において一段の作業効率向上が見込める設備と機能を有している。
従来からの貨物保管機能、通関業務を含めた輸出入貨物の取扱、倉庫内で商品に付加価値を付ける流通加工サービス、そして最終ユーザー（消費者）までの輸配送サービスをワンストップで提供していくことが可能。
なお、大阪港営業所福崎倉庫は大阪港から至近距離にあり、大消費地である大阪市街地へのアクセスにも優れた立地特性を有している。新倉庫は、この地理的優位性を活かし、これまで以上に顧客からの多様なニーズに応えることのできる物流拠点として、建設する、としている。
■建設計画
敷地所在地：大阪港営業所
大阪市港区福崎3-1-148
敷地面積：7万3654㎡）
建物：倉庫4階、事務所7階建て、1・3階バース
建築面積：1万1000㎡
延床面積：3万4000㎡
着工予定：2015年5月
竣工予定：2016年7月
