レンゴーの子会社、丸三製紙は3月3日、段ボール原紙(ライナ)生産設備を竣工した。
竣工した新8号抄紙機建屋のライナ用8号新抄紙機は、環境面からニーズの高まる段ボール原紙の薄物化に対応するとともに、さらなる品質向上と、徹底した省エネ・省資源化が図っている。
新設備の竣工により、レンゴーグループの東日本地域での段ボール原紙供給体制がさらに充実し、製紙・段ボールの一貫生産体制を強化した。
■新設備の概要
設備名:8号抄紙機(既存の6号抄紙機はすでに停機)
生産品種:段ボール原紙(ライナ)
最大生産量:日産500トン
設備投資総額:260億円