ユニーは3月23日、愛知県瀬戸市の「瀬戸プロセスセンター」(瀬戸PC)のテスト稼働を27日から開始し、6月から本格稼働に移行すると発表した。
瀬戸PCでは、これまで各店舗で実施していた中京・関西エリアと長野県下のアピタ・ピアゴ全143店舗での精肉・鮮魚の加工作業を集約して行う。
加工作業の集中化により、店舗作業を軽減させることができ、店舗は売場づくりや接客に注力することができる。
原料の一括仕入れにより商品原価の低減を図り、より付加価値の高い商品をより安価な価格で提供していくとしている。
さらに、同社プロセスセンターでは初めて、煮魚や焼魚などの下処理も取り扱う。
なお、瀬戸PCは、山梨県・静岡県下の店舗を対象とする牧之原PC(2010年1月稼働・静岡県牧之原市)、関東エリアと福島県・新潟県下の店舗を対象とする関東PC(2014年3月稼働・群馬県邑楽おうら郡)に続く3拠点目となる。
これにより、プロセスセンターがアピタ・ピアゴ全216店舗のうち約9割の店舗をカバーする体制が整うことになる。
■瀬戸プロセスセンターの概要
所在地:愛知県瀬戸市山の田43-235(瀬戸低温物流センターに併設)
延床面積:約1万1000㎡
建物構造 鉄骨造地上2 階建
主な加工商品
精肉:牛肉、豚肉、鶏肉、挽肉
鮮魚:生食品類・塩干品類・解凍魚介類の小分け作業等、煮魚・焼魚の下処理
生産予定数量:約 8万2000 パック/日(本格稼働開始後)
供給店舗:中京・関西エリアおよび長野県下のアピタ・ピアゴ全 143店舗