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JAL/私立大学パイロット養成課程の学生に奨学金

2015年04月23日/SCM・経営

日本航空(JAL)と日本国際教育支援協会は4月23日、「日本の翼 育英奨学金」を5月上旬から受給者の募集を開始すると発表した。

日本の翼 育英奨学金は、2014年12月に発表した「パイロット奨学給付金制度」について、日本国際教育支援協会(JEES)の冠奨学金事業への寄付により設立した。

奨学金の給付を通じて、勉学・訓練に励むパイロット養成課程の学生を応援し、日本の航空輸送事業の発展に貢献するとしている。

なお、近年、世界的な航空需要の増大や訪日外国人旅行者増加に向けた取り組みに対応する、国際航空ネットワークの拡大と国内地域航空ネットワークの維持・発展への日本の航空業界に対する期待が高まるなか、今後の日本の空を支える優秀なパイロットを多数育成することが急務となっている。

こうした社会状況を踏まえ、この奨学金は、私立大学パイロット養成課程から、次世代の優秀なパイロットが多く輩出され、日本のさまざまな航空会社で活躍し、航空業界全体の発展に寄与することを目的として設立したもの。

JALとJEESは奨学給付金制度を通じて、一人でも多くの若者にパイロットを目指してもらうことを願うとともに、世界・地域をつなぐ、日本の翼の将来を担うパイロットにチャレンジする学生を応援するとしている。

■「日本の翼 育英奨学金」募集要項概要
対象:指定する日本国内の私立大学のパイロット養成課程に在籍し、一定の要件を満たす学生。
支給人数:所定の選考を行い、各年度最大30名を新たに受給者とする。
支給内容:受給者1人あたり500万円を訓練段階に応じて3回に分けて支給する。
募集開始: 指定大学において5月上旬から行う。指定大学にJEESより推薦依頼文書を送付し、応募希望者は直接各所属大学に問い合わせる。
その他:本奨学金は給付型奨学金であり、受給者には原則として奨学金返還の義務はない。また、応募は、JALグループの採用選考とは関係なく、JALグループへの入社の義務もない。

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