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JAL/3月期の国際線貨物収入、11.2%増の603億円

2015年04月30日/決算

日本航空が4月30日に発表した2015年3月期決算によると、国際線の貨物収入は603億100万円(前年同期比11.2%増)、郵便収入は103億7900万円(14.9%増)だった。

国際線貨物は、特に北米向け需要が伸びる中、日本発自動車関連需要などを積極的に取り込んだほか、三国間の経由貨物も効率的に取り込むことで収入の極大化に努めた。

営業面では、発着便数が増加した羽田空港の体制を強化し、国際線と国内線をスムーズかつシームレスに結ぶ内際接続輸送サービス(J-LINK)の拡充に努めるとともに、リスクを最小化したうえでエアラインチャーター制度を活用して他社機材による輸送を実施した。

国内線は貨物が242億9400万円(4.5%減)、郵便が33億8800万円(1.5%増)。

国内線貨物はトラック不足による陸送から航空への移転などにより需要が増加したが、供給量の減少により、当期の輸送実績については有償貨物トン・キロベースで前期比2.8%の減少となった。

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