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三菱重工/2社を統合、低温物流から家庭用空調まで幅広くシナジーを追求

2015年05月19日/生産

三菱重工業は5月19日、冷熱事業のグループ企業である三菱重工冷熱と東洋製作所の2社を7月1日付で統合すると発表した。

両社の製造・販売・サービス機能を一本化することにより、低温物流・冷熱エンジニアリングから業務用・家庭用空調システムまでの幅広い事業領域で最大限にシナジーを追求する体制を整え、冷熱事業の強化につなげていくのが狙い。

両社はいずれも三菱重工100%子会社。重工冷熱は空調機(業務用エアコン、家庭用エアコン)、暖房機、冷凍・冷蔵製品、大型冷凍機および周辺機器の販売・据付・サービスを展開するとともに一部製造も手掛けている。

一方、東洋製作所は業務用空調機、冷凍・冷蔵製品の製造・販売・据付・サービスを行うとともに、低温物流・冷熱エンジニアリングシステムの設計・製造・施工・サービスを展開している。また、同社は、低温・排熱回収、フロンを使わない自然冷媒分野などで独自の先進技術やエンジニアリング力も保有している。

統合による新会社は、資本金4億円で、重工冷熱を存続会社として、会社名「三菱重工冷熱」で発足する。

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