いすゞ自動車は5月21日、国土交通省にフォワードのリコールを届け出た。
不具合の部分は電気装置 (バッテリケーブル)。
中型トラックのバッテリケーブルで、中間分岐部の防水性が不足しているため、分岐部内部に水が浸入し、分岐部内部の端子が腐食することがある。
そのため、そのまま使用を続けると、腐食が進行し、最悪の場合、端子が折損してバッテリ電源が断たれ、走行中エンジンが停止し再始動できなくなるおそれがある。
全車両、バッテリケーブルの中間分岐を廃止し、車両電源ハーネスを追加する。尚、部品の全数供給に時間を要するため、当面の措置として、一部車型についてバッテリケーブル中間分岐部を点検し、樹脂ケースに亀裂が発生している場合は車両電源ハーネスを追加し、問題のない場合は後日対策する。
リコール対象車の台数は計9万8377台。不具合の件数は6件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001090165.pdf