ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は、丸紅の協力のもと、40m級多目的船10隻の建造と特別予備品に関して5月29日にフィリピン運輸通信省より受注した。
日本政府の有償資金協力(ODA)「フィリピン沿岸警備隊海上安全能力強化事業」(STEP案件:本邦技術活用条件)に基づき、フィリピン共和国運輸通信省が発注者となりフィリピン沿岸警備隊が使用する40m級多目的船10隻の建造と特別予備品の供与を行う。
多目的船は2016年8月末から順次引渡される。
フィリピンは7000を超える島々と世界第5位(3.5万km)の海岸線を有する島嶼国国家で、海上輸送は経済・社会発展にとって大きな役割を担っている。