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日本郵船/三陸産の菜種油のオーナー制度に参加

2015年08月07日/CSR

日本郵船は8月7日、岩手県釜石市を拠点に菜の花大地復興プロジェクトに取り組むユナイテッドグリーンと三陸産菜種油「油いっこ(ゆいっこ)」のオーナー契約を締結したと発表した。

<油いっこ>
20150807nyk1 - 日本郵船/三陸産の菜種油のオーナー制度に参加

<菜の花畑>
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津波による塩害農地や周辺の耕作放棄地に菜の花を咲かせ、景観を改良するとともに、収穫された菜種から食用油を製造して地域産品へと育て上げるもの。

この契約により、日本郵船は菜の花畑の一定区間のオーナーとなる。

社員ボランティアを組織し、現地での作業に派遣する予定。収穫された菜種油は社内で販売し、現地に赴く機会のない社員にとっても、震災の記憶の風化を防ぎ、復興に思いをはせるなど現地との関わりを改めて考えるきっかけになればと考えている。

日本郵船は東日本大震災発生以降、グループ社員によるボランティアを現地に派遣し、さまざまな活動を行ってきた。昨年からは岩手県上閉伊郡大槌町で新入社員のボランティア研修を実施、復興現場での作業や地域で復興に携わる人々との交流を通じ、企業人として業務外でも経験を積み、視野を広げることを期待している。

なお、「油いっこ」とは、菜の花大地復興プロジェクトで収穫された菜種を使用して作った食用菜種油。

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