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プロロジス/茨城県古河市と神戸市で専用物流施設を着工

2015年09月02日/物流施設

プロロジスは9月2日、既存顧客のための賃貸用物流施設として、茨城県古河市で「プロロジスパーク古河1」、兵庫県神戸市で「プロロジスパーク神戸2」の建設に着手したと発表した。

<プロロジスパーク古河1>
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<プロロジスパーク神戸2>
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両施設に入居するのは同一の顧客で、いずれも専用物流(BTS型)施設として開発する。

プロロジスパーク古河1は、北利根工業団地内に開発し、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近の場所。圏央道五霞ICから約6㎞地点に位置しており、3月に開通した圏央道/東北自動車道久喜白岡JCT~圏央道境古河IC間を利用して、東北自動車道への乗り入れが可能となった。

圏央道の延伸により、都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道とつながる計画となっている。

これにより、関東全域のみならず、東北方面や関西方面への広域配送が可能となり、今後の戦略拠点としてポテンシャルの高いエリアという。

地上4階建て、延床面積約3万6000m2の施設として開発。事業継続性の観点から、免震装置を導入する計画。

また、同施設は北利根工業団地内にプロロジスが所有する約10万5000m2の敷地内での1棟目の開発物件となる。現在、2棟目、3棟目を計画中であり、入居企業を募集している。

プロロジスパーク神戸2は、神戸市の内陸部に位置する神戸テクノ・ロジスティックパーク内に開発。

敷地内では、2013年12月に竣工したプロロジスパーク神戸に続いて2棟目の施設となる。3棟目についても専用施設を想定して計画中で、入居企業を募集している。

神戸西ICから約1㎞と交通アクセスに優れた地点。山陽自動車道を経て、全国に広がる広域幹線網に直結し、西日本を広域にカバーする戦略的な物流拠点となっている。神戸電鉄粟生線「木津駅」に隣接し、神戸中心部から約28分でアクセスできるなど、従業員にとっても交通の便が良い場所という。

地上4階建て、延床面積約7万m2の施設として開発。40フィートコンテナトラックが3階部分へ直接アクセス可能なランプウェイを備える計画のほか、免震装置も導入する予定だ。

■概要
名称:プロロジスパーク古河1
所在地:茨城県古河市
計画敷地面積:2万5235.67m2
計画延床面積:3万5720.66m2
構造:地上4階建て
着工:2015年9月
竣工予定:2016年10月

■概要
名称:プロロジスパーク神戸2
所在地:兵庫県神戸市
計画敷地面積:3万4613.16m2
計画延床面積:7万106.77m2
構造:地上4階建て
着工:2015年8月
竣工予定:2016年10月

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