ヤマハ発動機は9月18日、生産工程の多様な自動化ニーズに対応するため、垂直多関節ロボットの新製品「YAシリーズ」8機種を12月10日から販売すると発表した。
「YAシリーズ」は、高速・省スペースを追及し、生産設備の生産性向上とダウンサイジングに貢献する垂直多関節ロボット。
製品バリエーションとしては、クラス最高レベルの各軸動作速度と高い手首負荷能力が特徴の6軸ロボット「YA-RJ」「YA-R3F」「YA-R5F」「YA-R5LF」「YA-R6F」と、肘軸があることで自在なアーム動作を可能とした7軸ロボット「YA-U5F」「YA-U10F」「YA-U20F」となる。これらを新型コントローラ「YA-C100」で駆動制御する。
価格はオープン。販売計画は8機種合計年間400台。
リニアコンベアモジュール、単軸ロボット、直交ロボット、スカラロボットを中心とした従来のラインアップに今回の「YAシリーズ」を追加することにより、搬送・供給・組立・検査といった様々な生産工程において顧客ニーズに合わせたベストソリューションを提案する。