日野自動車は10月21日、国土交通省にレンジャーのリコールを届け出た。
不具合の部分は燃料装置(燃料遮断弁)。
DPR(排出ガス浄化装置)において、電気式燃料遮断弁のシール構造が不適切なため、防水用キャップと遮断弁本体の合わせ面から水が浸入することがある。
遮断弁内部のコイル線が短絡または断線して、警告灯が点灯するとともに、コイル線の発熱により樹脂部品が損傷して、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
全車両、燃料遮断弁を対策品に交換する。
不具合件数5件、事故はなし。
リコール対象車の台数は計2万6858台。不具合の件数は5件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001107062.pdf