商船三井は11月4日、計装機器大手のアズビルと共同検証した、タブレット端末を活用した点検システム「Enekarte(エネカルテ)」の本格的な運用を開始したと発表した。
Enekarteは、アズビル製の巡回点検ツール。
船上で多数使用している点検チェックリストを電子化し、点検業務の効率化と品質向上を図るとともに、点検結果をデータとして蓄積できることがこのシステムの特長。
蓄積したデータを分析し、安全運航、教育訓練、技術継承に活用し、顧客の大切な荷物の安全・安定輸送に役立てる。
商船三井は、安全文化の醸成に継続的に取り組み、中期経営計画「STEER FOR 2020」で掲げる「世界最高水準の安全運航」の実現を目指す。