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神戸製鋼/中国・平湖市に線材二次加工拠点を能力増強

2015年11月10日/生産

神戸製鋼所は、中国浙江省平湖市の特殊鋼線材二次加工拠点「神鋼特殊鋼線(平湖)(以下:KSP社)」の生産能力増強について、神鋼商事、大阪精工、名北工業など、関係株主と合意した。

KSP社は四期目の能力増強として、酸洗設備を1基増設し、製品の生産能力を現状の約3500トン/月から約4,900トン/月へ引き上げる。

KSP社は、自動車用ボルト・ナット、軸受製品等に使用される「冷間圧造用ワイヤー」を部品メーカー向けに供給することを目的に2007年に設立、2009年に本格操業を開始した。

同ワイヤーの母材である特殊鋼線材は、100%神戸製鋼が供給し、中国における高品質の部品製造を日本国内同様の高品質な素材で行うことを可能にしている。

中国における自動車生産は順調に拡大を続けており、KSP社は日系自動車部品メーカー向けの「冷間圧造用ワイヤーでは最大のシェアとなっている。

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