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日本海事センター/コンテナ荷動き動向、10月は132.2万TEU(3.7%減)

2015年11月19日/調査・統計

日本海事センターが11月17日に発表したアジア米国間・その他航路のコンテナ荷動き速報によると、10月の往航荷動き量は132.2万TEU(前年同期比3.7%減)だった。

1~10月の累計では1275.7万TEU(3.2%増)と過去最高を更新した。

国・地域別では、日本積(1.9%増)、ASEAN積(6.4%増)、南アジア積(6.3%増)などが前年比増加となったものの、中国積(6.4%減)、韓国積(0.002%減)、台湾積(3.8%減)などが前年比減少。

品目別では、「自動車部品」(寄与度0.4%減)、「おもちゃ」(0.3%減)、「履物及び附属品」(0.3%減)、「テレビ、ビデオ等の映像・音響製品」(0.3%減)、「建築用具及び関連品」(0.3%減)などが減少要因。

船社別では、第1位(2014年の年計ベースの船社別順位)の「EVERGREEN」が前年比2か月連続の減少となる8.8%減の13.3万TEU(全体に占めるシェア10.07%)、第2位の「MAERSK」が4か月ぶりの減少となる20.3%減の10.8万TEU(8.20%)、第3位の「HANJIN」が2か月ぶりの減少となる2.4%減の9.8万TEU(7.39%)。

日本船社では「K LINE」が前年比9か月ぶりの減少となる1.1%減の7.3万TEU(全体に占めるシェア5.50%)、「MOL」が5か月連続の増加となる5.0%増の6.5万TEU(4.89%)、「NYK」が8か月連続の増加となる9.7%増の6.7万TEU(5.08%)だった。

日本積は、第1位(2014年の年計ベースの各国・地域の品目別順位)の「自動車部品」(6.5%減)が前年比10か月連続の減少となったものの、第2位の「車両機器及び部品」(7.7%増)が3か月連続の増加、第3位の「自動車、トラック等のタイヤ及びチューブ」(2.4%増)が2か月ぶりの増加、第4位の「建設機械」(4.7%増)が4か月ぶりの増加となったことなどにより、2か月ぶりの増加となる1.9%増の5.8万TEU(全体に占めるシェア4.4%)となった。

中国積は、第1位の「家具及び家財道具」(0.2%減)が前年比3か月ぶりの減少、第2位の「繊維及びその製品」(3.2%減)、第3位の「一般電気機器」(1.5%減)及び第4位の「おもちゃ」(5.7%減)が6か月ぶりの減少となったことなどにより、6か月ぶりの減少となる6.4%減の84.9万TEU(全体に占めるシェア64.2%)。

香港積は、前年比7か月連続の減少となる20.3%減の2.9万TEU(全体に占めるシェア2.2%)。

中国・香港積合計では、前年比6か月ぶりの減少となる7.0%減の87.8万TEU(全体に占めるシェア66.4%)となった。

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