阪九フェリー/ストレージ高速化プラットフォームを導入

2015年11月19日 

阪九フェリーは、基幹業務システムをVMware vSphereの仮想化基盤に集約するにあたり、高性能で止まらないシステムを実現するために、ネットワールドが扱う米PernixData(パーニックスデータ)社のストレージ高速化プラットフォーム「PernixData FVP」を導入した。

<システム構成図>
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「PernixData FVP」は、VMware基盤を構成する複数の物理サーバ上のフラッシュデバイスをクラスター化されたキャッシュ・バッファとして利用し、物理サーバに特別なメモリやディスクを増強することなく、必要容量のフラッシュデバイスを追加するだけで、VMware環境のI/O性能を改善する。

阪九フェリーは、2年前から開発系サーバやWebサーバなどを仮想化基盤で稼働させており、その成果を踏まえて、新たに基幹業務システムも仮想化基盤に集約することになったが、経理や請求、予約関連業務などの重要システムが対象で、高負荷DBサーバを稼動させることからパフォーマンス確保が課題となり、「PernixData FVP」を導入した。

新しい仮想化基盤は、2015年8月~9月にかけて段階的に本稼動を開始したが、2台の物理サーバにそれぞれ200GB×2台のフラッシュデバイスを搭載することでより高い信頼性と可用性を確保している。

「PernixData FVP」を搭載したことで、最大の懸案であった性能問題は完全に解消し、繁忙期の大量処理にも余裕で対応できる高性能仮想化基盤が実現した。

例えば、1か月分のデータでは、9100万回のリードをキャッシュ上で処理し、約2.7TB分のトラフィックを削減。ライトは、4400万回分の処理を高速化している。スループットも約10倍に向上しているため、今後さらにシステムの負荷が高まったとしても十分に対応することが可能。

年末のチケット予約のピークのタイミング(10月末)でのレポートによるとピークタイムにおいてもストレージへの負荷を4分の1未満に押さえ込んでおり、PernixData FVPの効果が実証されているとしている。

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