日本通運は12月3日、警備輸送事業部が、年末防犯訓練を各地で実施したと発表した。
ソフト警戒棒や刺又(さすまた)などを使用した実技訓練のほか、救急蘇生法の訓練など、警備員として必要な知識、技能向上に向けて訓練を行った。
11月14日に行われた関東警送支店の訓練には、310名の警備員が参加。来賓の警視庁城東警察署の上野洋明署長が「気迫と気合のこもった、制度の高い訓練だった」と講評。
関東警送支店のほか、11月21日には中部警送支店、11月7日には関西警送支店で実施し、その他の警備輸送事業を行う各事業所でも、年末に向けた訓練を実施している。
日通では、例年、犯罪が多発する年末年始、ボーナスシーズンを前に、犯罪者を寄せ付けない高度な警備、犯罪の予防に重点を置いた警備を実践するため、各地の警備輸送拠点で、この時期に訓練を実施している。