国土交通省は1月22日、ETC2.0装着車への特車通行許可を簡素化する「特車ゴールド」の制度を1月25午後1時から開始すると発表した。
<現行:申請・許可された経路のみ通行可能(一本一本の経路毎の大量な申請が必要)>
<特車ゴールド:大型車誘導区間を走行する場合、経路選択可能(複数経路を1つの申請に簡素化)>
ETC2.0を活用したこの制度の導入により、深刻なドライバー不足が進行するトラック輸送について、渋滞や事故を避けた効率的な経路選択が可能となり、物流効率化への効果が期待される。
業務支援用ETC2.0車載器を装着し、利用規約等に同意してあらかじめ登録した車両は、大型車誘導区間での経路選択を可能とする許可を行う。
そのため、大型車誘導区間内であれば渋滞や事故、災害等による通行障害発生時の迂回ができ、輸送を効率化できる。
許可更新時の手続きを自動化し、手続きが従来に比べ簡素化する。