阪急阪神ホールディングスが1月28日に発表した2016年3月期第3四半期決算によると、国際輸送事業の売上高は276億2500万円(前年同期比4.2%減)、営業利益は12億4000万円(39.8%減)だった。
海外法人において、米国・欧州では航空輸送を中心に堅調に推移したが、東アジア・アセアンでは中国経済の減速の影響等により若干弱い動きとなった。
日本法人は、航空輸出需要の落込みが続くなど厳しい事業環境で推移した。
今後の成長が見込まれる東アジア・アセアン地域での事業拡大を図るため、インド西部のプーネに営業所を、カンボジアのプノンペンに駐在員事務所をそれぞれ開設。
ロジスティクス事業の強化に向けて、インドネシアに続き、シンガポールにおいても物流倉庫の建設を進めている。