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新日鉄住金エンジニアリング/千葉県野田市に7.4万m2の物流施設竣工

2016年03月02日/生産

新日鉄住金エンジニアリングは3月2日、千葉県野田市で欅プロパティーズ(伊藤忠商事、Mapletree Group の共同事業会社)より受注した大型物流施設「(仮称)野田物流センター」を竣工し、引き渡したと発表した。

<(仮称)野田物流センターの外観>
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施設は、鉄骨造地上4階建て、延床面積約7万4000m2、1~3階にトラックバースと片側にランプウェイを配したマルチテナント型となっており、新日鉄住金エンジニアリングが設計・施工で受注、予定通り13か月の工期で2月29日に竣工した。

設計は、独自の構造設計ノウハウを活かし、地震エネルギー吸収能力の高い自社製「制振ダンパー」を使用して、耐震構造並みのコストでワンランク上の制振構造を実現している。

一般的に壁面とする防火区画にシャッターを採用し、最上階は防火区画内の柱を無くし大スパン化することで、多様な物流レイアウトに対応可能なフレキシブル性に富む倉庫空間を形成している。

新日鉄住金エンジニアリングでは、大型物流施設の建設工事に積極的に取り組んでおり、この件を含めた大型物流施設の受注実績は直近10年で約190万m2に上る。引き続き、物流施設の計画・建設ノウハウを提供し、顧客のニーズに応える。

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