エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(NTTロジスコ)は3月11日、東海地震「最大震度6強」を想定した危機管理演習を実施した。
災害発生時に物流を途絶えさせることのないよう、NTTグループを含む複数の荷主企業にも協力を得て、災害時の情報伝達や設備復旧と事業継続の対応を含めた演習を実施した。
掛川物流センタで、停電、断水、通信障害、出庫バースアスファルトの一部陥没、1Fシャッターの歪み、ケガ人等がでた想定で行った。
今回は初めて首都圏以外の物流センタでの想定により、非常用発電機の稼動や緊急通信手段のチェック等を実施した。
同社では、耐震基準を上回る物流センタの整備や自家発電設備、燃油備蓄、情報システムのバックアップなど、通信インフラを担うNTTグループの一員として様々なBCP対策を講じており、災害対策を強化するとともに、災害に強い物流会社として事業継続への対応力向上に努める。