三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は4月12日、シュトゥットガルト市と物流事業会社ヘルメス社に小型電気トラック「キャンター E-CELL」5台を提供し、1年間の実用供試を開始したと発表した。
MFTBCはこうしたプロジェクトを通じて持続可能な都市内配送を追求しているとしている。
MFTBCは顧客、さらには社会のために排出ガスゼロの車両を提供する目標を掲げて、実際の厳しい走行条件下での実用供試を通じ、FUSOの電気トラック技術を実証している。
シュトゥットガルト市に提供する4台のトラックのうち2台はダンプ仕様で道路と都市景観工事、2台はバン仕様で家財運搬とゴミ収集、物流事業会社に提供する車両は都市内配送に使用する。
MFTBCはこれまで小型電気トラックやハイブリッドなどの次世代トラックの開発に4000万ユーロを投資している。