ゼロが11月13日に発表した2026年6月期第1四半期決算によると、売上高354億5300万円(前年同期比3.3%増)、営業利益25億1000万円(7.9%減)、税引前利益25億1600万円(7.3%減)、親会社に帰属する当期純利益17億4700万円(7.4%減)となった。
国内自動車関連事業の売上高は166億3100万円(0.4%減)、セグメント利益は22億6100万円(9.0%減)。車両輸送事業では国内新車販売市場の低迷および新車輸送を受託しているメーカー不振により新車輸送の受託台数が減少したが、その分の輸送戦力を中古車輸送に振り向けたことによって中古車の受託台数が増加した。
また、自動車周辺事業においては、2025年3月にゼロ・プラス・メンテナンスを連結子会社化したことによって車両整備売上が拡大し、中古車輸送の増収分と合わせて新車輸送減収分の大部分を補ったものの、国内自動車関連事業全体ではわずかに減収となった。
一般貨物事業は、売上高17億2700万円(11.1%増)、セグメント利益4億9200万円(56.3%増)。運輸・倉庫事業では、倉庫事業で新規案件を立ち上げたことが寄与し増収。
また、港湾荷役事業においては、バイオマス燃料や一部顧客における貨物の荷役量が増加したことにより増収となり、一般貨物事業全体でも増収となった。
通期は、売上高1450億円(1.9%減)、営業利益103億円(0.7%増)、税引前利益103億円(0.8%増)、親会社に帰属する当期純利益72億円(0.3%増)を見込んでいる。
東陽倉庫 決算/4~9月の売上高3.4%増、営業利益12.1%増