SGホールディングス・グローバルは4月21日、インドネシア大手物流業RPX社と、デリバリーおよびロジスティクス事業領域で業務提携契約を締結したと発表した。
提携により、SGホールディングスグループの現地拠点である「佐川急便インドネシア」で展開しているフレイト・フォワーディング事業と、RPX社の持つ国内デリバリー、ロジスティクス事業の機能を一体化させることで、国際物流から国内配送まで、一貫物流をさらに促進するとしている。
SGホールディングスグループが日本をはじめとして各国で展開している3PL事業と、eコマース物流のノウハウをRPX社に提供し、協力して顧客サービスの向上を推進する。
RPX社は、消費市場として高成長が期待されるインドネシア全域にネットワークを持つ現地の大手物流企業で、特に人口の70%を占め、最重要市場であるジャワ島に強いネットワーク基盤を持っている。
インドネシアでは外資規制緩和によりeコマースの成長が今後も大きく見込めることから、その消費市場としての特徴と相俟って国内デリバリーに対するニーズが増加傾向にある。