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ヤマト運輸/オープン型宅配ロッカー事業開始、他の宅配業者利用も

2016年05月11日/SCM・経営

<オープン型宅配ロッカー屋外型(右)と屋内型(左)>
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宅配ロッカーは、屋内型と屋外型の2種類用意し、宅配事業者には基本的に列ごとにレンタル形式で販売する。

6月頃から東日本旅客鉄道との連携で、首都圏の駅を中心にオープン型宅配ロッカーを設置していき、2022年までに、5000台以上の宅配ロッカーを設置し、黒字化は3年目としている。

フランスではリテーラーにもレンタルしていることから、様々な利用の可能性を検討していく。

ヤマトグループでは、事前に複数事業者でのテスト運用を行い、共同で利用できることを実証してきた。

延べ約1000人の顧客に利用され、顧客満足度の向上とともに、エリア内の再配達率が約2%減少するなど、再配達の軽減とそれに伴う環境対策にも一定の効果が見込めることが判明した。

なお、今年4月の宅配ロッカー受け取りの実績では、テストトライアル利用者は女性が58%、男性が42%の利用と、やや女性が多い結果となった。

時間帯別では21時~0時が44%と最も多く、17時から21時が37%だった。

曜日別では、木曜日が19%、金曜日が22%多く、休日に荷物の配達を待ちたくないというニーズが表れているという。

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