Packcity Japanは2月10日、オープン型宅配便ロッカー 「PUDOステーション」でゆうパックの発送サービスを開始したと発表した。
今回の機能追加により、スマートフォンアプリを使用して全国のPUDOステーション(一部ロッカーを除く)からゆうパックの発送が可能となる。
利用時間は24時間365日、100サイズ(3辺合計100cm)までの荷物の発送が可能だ。
ロッカーに荷物を置くため、従来の手渡しでの集荷と比較して、時間指定のために指定場所で待機する必要がなくなる。
また、ロッカーの利用に追加料金は発生せず、通常の配送料のみで利用可能だ。配送カウンターでの長い待ち時間や、伝票の手書き作業も不要となり、スムーズかつ手軽な発送が可能になる。
さらに、郵便局や配送事業者にとっても、ロッカーでの集荷を活用することは、指定場所での手渡し集荷の負担を軽減し、 一カ所で複数の荷物を一括回収することができるため、より効率的で且つエコロジカルでサステナブルな業務運営につながるという。
今回のサービス開始について、Packcity Japan 柳田晃嗣 代表は「近年、土日祝や平日の日没後の時間指定が急増し、配送パートナーの負担は深刻化している。PUDOステーションを活用することで、より効率的なラストワンマイル発送・配送を実現し、運送パートナーや利用者の負担を軽減していきたいと考えている」とコメントした。
今後も、Packcity Japanは利便性向上と物流業界の効率化を目指し、さらなるサービスの拡充に取り組んでいくとしている。
■利用方法
・郵便局アプリ、ゆうパックスマホ割アプリ、e発送サービス 宛先指定便サイトから、発送を行いたいPUDOステーションを選択。
・各サービスにて発送手続きを行い、二次元コードを表示。
・表示した二次元コードを、PUDOステーションのスキャナーで読み込む。
・画面の指示に従い、ドアが開いたら荷物を入庫する。
・ドアを閉じて、画面の指示に従い、完了を押す。
・荷物は郵便局が翌日に回収し、外装に配送ラベルを貼付して荷物を輸送する。
Packcity Japan/PUDOで一時荷物預かり開始 「bounce」を活用