ヤマト運輸とフリマアプリ「フリル」を運営するFablicは6月14日、FRILで利用可能な配送サービスのサイズを拡大し、宅急便と宅急便コンパクトがよりリーズナブルに利用できる「かんたんフリルパック」の提供を開始した。
かんたんフリルパックは、宅急便、宅急便コンパクト、ネコポスの各サービスに対応し、品物の大きさに応じて8種類のサイズから選ぶことができる。
Fablicが発送代金の一部を負担することで、宅急便(60サイズ)、宅急便(80サイズ)、宅急便(160サイズ)の3種類についてフリマ業界最安となる料金でサービスを提供する。
Fablicとヤマト運輸は、昨年9月より「フリルユーザーがよりリーズナブルに安心してご利用できるよう、独自の補償サービス「フリルあんしん補償」付きの「ネコポス」による配送サービスを開始し、ユーザーからは安心して個人間取引ができると好評を得ていた。
今年5月からは全国に約1万1500店舗のファミリーマートから受付できるようになり、発送窓口が飛躍的に増加した。
一方で、ネコポスで送れるものはサイズの小さなものに限られるため、多くのユーザーからサイズが大きな商品も送れるサービスを求める声があった。今回、かんたんフリルパックの開始で送れる荷物のサイズが拡大し、フリルユーザーはアプリ上でさまざまな品物の発送手続きを簡単に行うことができるようになる。
なお、フリルは、2012年7月からスタートした、日本初のフリマアプリ。スマートフォン上で、不要なものや売りたいものをわずか3分で手軽に出品することができるほか、探していたブランド物やファッションアイテムを格安で購入することもできるサービス。
利用者の口コミにより広まり、現在ダウンロード数は500万を超えている。