九州運輸局が6月28日に開催した、鹿児島県で初となる鉄道コンテナ見学会に、荷主・トラック運送業者・利用運送事業者・倉庫業者・海運業者等の担当者45名が参加した。
室内説明では、九州運輸局交通政策部 環境物流課が「モーダルシフト推進施策の概要について」、九州農政局生産部 園芸特産課が「青果物流通システム高度化事業の概要」、日本貨物鉄道九州支社が「鉄道コンテナ輸送について」、鉄道貨物協会が「エコレールマークについて」について、それぞれ説明した。
現地では、各種鉄道コンテナ(側妻二方開き、通風、保冷等)の説明・見学等を行い、その後意見交換等を行った。
九州運輸局は、「鉄道コンテナ見学会は、鹿児島県では初開催となるが、定員を超える応募があるなど、関心は高く、参加者は室内説明や、貨物ターミナル駅で行われた現地説明での各種コンテナの構造や有用性の説明に熱心に聞き入っていた。このような鉄道コンテナ見学会をはじめ、今後もモーダルシフト推進に向けて様々な取組を行っていく予定」と話している。