三井造船は7月15日、2015年度三井造船グループの事業・CSR活動と財務状況の情報を取りまとめた「コーポレートレポート2016」を発行した。
2015年度の総括、中期経営計画の進捗および2016年1月に策定した「MES Group 2025 Vision」について説明している。
特集ではビジネスモデルの変革として、ガスエンジニアリング事業の強化とアフターサービス事業の拡充を取り上げ、その戦略とこれまでの進捗を紹介している。
社外取締役対談では、三井造船のガバナンスや企業価値向上について、社外取締役から見た率直な意見とこれからの方向性について紹介している。
事業概況では、事業本部ごとの業績と今後の見通しを分かりやすく説明している。
環境保全欄では、大分事業所の敷地を活用し2016年3月に商用運転を開始したメガソーラーを紹介している。このメガソーラーは設計・施工時にも環境に配慮しており、その具体的内容を記載している。
社会貢献活動では、建設に関わったスーパーカミオカンデに関連し、2015年ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章教授の受賞記念講演会協賛をはじめ、さまざまな活動を報告している。
■コーポレートレポート2016
http://www.mes.co.jp/investor/reports/corporate_rep/2016/index.html