豊田通商は8月3日、ケニア西部のエルドレットに肥料製造工場を建設し、8月から順次、本格的な肥料生産・販売を開始すると発表した。
豊田通商は、2012年に、ケニア政府の国家ビジョン「VISION 2030」の実現に向け、日本企業として初めてケニアと相互協力による包括的な覚書を締結。
さらにその一環として、2014年にケニア政府と同国の農業課題に取り組むべく、肥料製造に向けたMOUを締結。2015年には豊田通商が100%出資する肥料生産会社「Toyota Tsusho Fertilizer Africa Limited (TTFA)」を設立し、肥料製造工場の建設を進めてきた。
主要農産物であるトウモロコシと小麦、そして同国随一の水田地帯ムエア地区の水稲用にブレンドした配合肥料の製造・販売を開始する。