日通自動車学校は10月25日、杉並区との間で「燃料電池自動車を活用した環境事業の実施に関する協定」を締結した。
自治体と自動車学校が燃料電池自動車を活用し環境学習に取り組む。
杉並区は、区内の二酸化炭素排出量のうち、運輸部門からが約2割を占めており、その内の約9割が自動車からの排出であることから、自動車でのクリーンエネルギー利用を促すため、次世代自動車のひとつである水素で動く燃料電池自動車(ホンダ・クラリティ)を公用車として導入した。
「H2なみすけ号」は、今後、区の環境事業や11月5、6日に開催される「すぎなみフェスタ」等のイベントで活用されるほか、区内唯一の指定教習所である日通自動車学校では、乗車体験などを組み合わせた環境学習を実施する。