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アルプス物流/4~9月の売上高4.2%増、営業利益9.5%増

2016年10月28日/決算

アルプス物流が10月28日に発表した2017年3月期第2四半期決算によると、売上高477億3500万円(前年同期比4.2%増)、営業利益23億9200万円(9.5%増)、経常利益23億3700万円(6.9%増)、当期利益13億2900万円(12.1%増)となった。

電子部品物流事業の売上高は226億8500万円(0.7%増)、営業利益は19億3500万円(19.2%増)となった。

主要顧客である電子部品業界で、車載関連製品を中心とした生産が底堅く推移した。

スマートフォン向け製品などが夏場以降に増加し、全体として堅調な荷動きとなった。

取扱貨物量の拡大に向けたグローバル・ネットワークの拡充や国内・海外が一体となった提案営業の推進に加え、運送・保管・輸出入各事業それぞれの生産性向上に取組んできた。

4月には、重点戦略地域のアセアンで、フィリピンに駐在員事務所を設立し、ネットワークの拡充を進めた。昨年設立したベトナム駐在員事務所とともに、現地法人化に向けた取組みを継続していく。

新規・深耕拡販の推進などにより、海外においては現地通貨ベースで大幅な増収であったものの、円高の影響により円ベースで減収となったが、国内では増収となり、売上高全体では増収を確保することができた。営業利益は、海外での収益性の改善が進んだことなどにより、増益となった。

通期は、売上高945億円(0.7%増)、営業利益49億円(0.9%増)、経常利益49億5000万円(2.3%減)、当期利益27億8000万円(1.4%増)の見通し。

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