LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





ヤマトHD/4~9月の売上高3.3%増、営業利益16.4%増

2016年10月31日/決算

ヤマトホールディングスが10月31日に発表した2017年3月期第2四半期の業績は、売上高7066億8900万円(前年同期比3.3%増)、営業利益209億4300万円(16.4%増)、経常利益209億1600万円(12.3%増)、当期利益115億5400万円(18.4%増)となった。

デリバリー事業は、「宅急便コンパクト」、「ネコポス」の利用窓口拡大に取り組んだことに加え、通販事業者への拡販を進めたことなどにより、取扱数量が増加し、収益が好調に推移した。

宅急便、クロネコDM便の取扱数量は、宅急便が8億9800個(9.4%増)、クロネコDM便7億5900万冊(0.4%増)だった。

成長が見込まれる通販市場に対して、小さな荷物をリーズナブルな料金で手軽に送ることができる「宅急便コンパクト」、「ネコポス」の拡販を進めるとともに、複数のフリマサイトと連携し、発送窓口拡大を進めるなど、利用する顧客の利便性向上に取り組んだ。

無料の会員制サービス「クロネコメンバーズ」に顧客が自分の受け取りやすい日時をあらかじめ登録できる新機能「Myカレンダーサービス」を追加し、顧客の受け取り利便性向上に取り組んだ。

ノンデリバリー事業は、グループ各社の強みを活かした既存サービスの拡充に取り組むとともに、グループ横断的に連携して顧客の課題解決に当たるソリューション営業を積極的に推進した。

通期は、売上高1兆4600億円(3.1%増)、営業利益650億円(5.2%減)、経常利益655億円(5.7%減)、当期利益390億円(1.1%増)を見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース