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JAL/4~9月の国際線貨物収入29.7%減、国内線貨物収入4.9%減

2016年10月31日/決算

日本航空(JAL)が10月31日に発表した2017年3月期第2四半期決算によると、国際線貨物収入は203億円(前年同期比29.7%減)、国内線貨物収入は111億円(4.9%減)だった。

国際線貨物は、三国間経由貨物を効率的に取り込むことで着実に需要を確保し収入の最大化に努め、当期の輸送実績については有償貨物トン・キロベースで前年同期比1.1%の増加となった。

収入については燃油価格下落による燃油サーチャージ収入の減少、外貨建貨物収入の円高の影響による減少、および精算方法の変更に伴い国際貨物販売手数料を収入とネットすることによる減少等により、減収。

国際線郵便は、堅調な個人通販の需要を取り込んだことにより前年並みの需要を確保した。日本郵便と連携して提供する国際スピード郵便の保冷配送サービス「クールEMS」はマーケットでの定着や取扱い郵便局拡大により、取扱量は昨年度から大幅に増加した。

郵便トン・キロベースで前年同期比4.7%の増加となり、収入については外貨建郵便収入の円高影響による減少も影響し、40億円(15.8%減)。

国内線貨物は宅配貨物が堅調に推移したものの、一部貨物の陸上輸送等への需要の転移や天候不良による生鮮貨物需要の減少等が影響し、輸送実績については有償貨物トン・キロベースで前年同期比3.5%の減少となり、収入についても減少した。

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