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ANAHD/4~9月の国際線貨物売上高28.3%減の418億円

2016年10月31日/決算

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ANAホールディングスが10月31日に発表した2017年3月期第2四半期決算によると、貨物事業の国際線貨物は輸送重量が45万7242トン(前年同期比15.4%増)、売上高418億円(28.3%減)となった。

国際線の郵便輸送重量は1万3698トン(14.3%減)、売上高は22億円(29.6%減)だった。

国際線貨物は、マーケットが回復基調にある中、日本発アジア・中国向け、アジア・中国発日本向けの貨物需要を取り込んだことに加え、電子機器や自動車部品を中心としたアジア・中国発北米向けの三国間輸送貨物等の需要を取り込んだ結果、輸送重量は前年同期を上回るとともに、9月単月で過去最高を記録した。

円高基調の継続ならびに需給環境の悪化に伴う単価の下落、代理店向けの「国際貨物販売手数料」を廃止して収入と費用を相殺したこと等の影響により、収入は前年同期を下回った。

国内線貨物は輸送重量が22万2579トン(2.7%減)、売上高150億円(3.0%減)となった。

国内線の郵便輸送重量は1万6229トン(4.2%減)、売上高は16億円(6.7%減)だった。

国内線貨物は、宅配貨物を中心に需要の取り込みをはかりましたが、天候不順により北海道発の貨物取扱いが減少する等、航空貨物需要全体が低調に推移したことから、輸送重量、収入ともに前年同期を下回った。

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