フレームワークスは11月22日、データセクションと、AIを活用した物流最適化事業の立ち上げに向けた共同研究を開始すると発表した。
先端デバイス活用により収集されるさまざまな物流業務のビッグデータと各種のオープンデータを活用することで、属人業務を排除し、労働集約業務の効率化やロボットへの業務移管が可能となる状況を提供する。
例えば、収集したビッグデータをAIが分析判断することにより、「需給予測」ではなく、より精度の高い「需給見込」を導きだし、最適な在庫配置、最適な人員配置、最適な配車、最適なラインコントロールを実現し低コスト、短納期でのサービス提供を可能とする。
データセクションのディープラーニング実用化実績、データ活用ノウハウと、フレームワークスの物流業務に関するノウハウを掛け合わせることにより、時代の変化とともに必要とされる次世代型物流事業の実現を目指す。
フレームワークスは協業によって、現在開発中の「次世代ロジスティクスプラットフォーム(Connected Logistics)」の構築が加速されることとなり、蓄積されたデータの可視化・分析機能がより充実し、IoT時代のニーズに応じたソリューションとして顧客にさらなる付加価値を提供していく。
データセクションは、物流業務はあらゆる産業において不可欠な業務と考え、 物流の領域での効率化を実現することで、世の中に広く貢献していくことを目指している。まずは物流領域でのデータ化から開始し、最適化に取り組んでいく。