日本郵船が1月31日に発表した2017年3月期の第3四半期決算は、売上高1兆4145億4900万円(前年同期比19.9%減)、営業損失155億1600万円(前期は471億6600万円の営業利益)、経常利益22億9200万円(95.9%減)、当期損失2260億9300万円(前期は228億2200万円の当期利益)となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、第2四半期にコンテナ船・ドライバルカー・貨物航空機で合計約2000億円の減損損失及び契約損失引当金の計上があり前年同期比2489億円減となり、前年同期比減収、各段階損益において減益となった。
定期船事業全体では、前年同期比減収となり、損失を計上した。
航空運送事業は上半期の不振を埋めきれず、前年同期比減収となり、損失を計上した。
不定期専用船事業は前年同期比減収となり、損失を計上した。
通期は、1兆9050億円(16.2%減)、営業損失175億円(-)、経常利益0円(100%減)、当期損失2450億円(-)を見込んでいる。