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ERP/業務ソフトウェアの導入実態アンケート/クラウドへのシフトが進む

2017年02月20日/調査・統計

矢野経済研究所は2月20日、ERP/業務ソフトウェアの導入実態アンケート調査をまとめた。

<財務・会計システムの現在の導入環境と次回システム更新・導入時の予定>
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国内の民間企業等への法人アンケート調査結果によると、財務・会計システムの現在の導入環境(n=489)は、パブリッククラウド4.7%、自社以外のデータセンター17.2%、オンプレミス 65.8%となった。

次回システム更新及び導入予定のある企業(n=90)に、財務・会計システムの導入予定環境を尋ねたところ、パブリッククラウド10.0%、自社以外のデータセンター24.4%、オンプレミス47.8%だった。

クラウド基盤の利用率(パブリッククラウド+自社以外のデータセンター)は21.9%であるのに対し、次回更新時の導入予定環境では34.4%と、12.5 ポイント高くなる一方で、オンプレミスは 18.0 ポイント下がるという結果となった。

今後は基幹業務システムの導入・構築において、クラウド基盤が積極的に採用され、利用率が拡大すると推測する。次回更新時の導入予定環境においては、パブリッククラウドの回答率も上昇しており、ユーザ企業がクラウドサービスを選択する上で、パブリッククラウドは有力な選択肢になると考られる。

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