商船三井は2月24日、洋上風力発電設備設置船(SEP船)5隻を保有、運航するSeajacks International Limited社(「Seajacks社」)グループの株式の5%を丸紅から取得する決定を行ったと発表した。
<Seajacks社が保有、運航する世界最大級のSEP船”Seajacks Scylla”>
商船三井にとりFPSO、FSRU、シャトルタンカー、サブシー支援船事業に次ぐ新規の海洋事業となるとともに、欧州を中心に世界的に拡大する洋上風力発電の設置に関わることで、再生可能エネルギー領域への参画の第一歩となる。
商船三井は今後も世界各地・各港の環境保全に寄与していくとともに、企業理念に則り、安全運航の徹底と海洋・地球環境の保全を積極的に推進していくとしている。
■Seajacks社の概要
設立:2006年
所在地:英国ノーフォーク州グレートヤーマス
事業内容:洋上風力発電タービン・付帯設備据付事業、洋上オイル&ガスプラットフォーム向けサービス事業