大和ハウス工業、東急不動産、アール・アイ・シー・マネジメント(以下:RICM)の3社は3月3日、三重県桑名市にて物流施設開発用地を取得し、「(仮称)桑名プロジェクト」として共同開発に着手すると発表した。
3社の共同出資による特定目的会社が建築主となり、RICMがアセットマネジメント業務を受託し、約 7万m2の敷地に、2019年春竣工予定で大型マルチテント型物流施設の建設を計画している。
計画地は、東名阪自動車道桑名IC、桑名東ICから車で約10分の場所に位置する工業団地テックベース桑名内で、名古屋市内と名古屋港への交通利便性に優れた立地。
整備中の東海環状自動車道や新名神高速道路の開通により、利便性がさらに高まり、東日本と西日本の新たな結節点となることが期待されている。
3社は、大和ハウス工業の物流施設開発における建設・運営実績、東急不動産の街づくり・不動産開発の実績、RICMの物流不動産マネジメントやリーシングネットワークを活かし、新たな物流拠点開発に取り組む。
なお、東急不動産は、物流施設開発は初めてだが、2016年度から新たな事業領域としてインフラ・インダストリー関連事業を取り組んでいる一環。
■計画地概要
所在地:桑名市多度町力尾
敷地面積:70,253.35m2
取得年月日:2017年2月7日
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