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FPG/海上輸送用コンテナを対象にシンガポールで合弁事業

2017年03月22日/IT・機器

FPGは3月22日、Buss Global HolidingsとFPG Asset & Investment Management B.V.とシンガポールで合弁事業行い、関連して新たな子会社化について決定したと発表した。

<概要図>
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FPGは、海上輸送用コンテナ(以下:コンテナ)を対象としたオペレーティング・リース事業案件の組成金額の拡大を目指している。

ドイツに本拠を置き、グループで物流・投資事業等を遂行する BUSS GROUP のグループ会社である Buss Global Holdings(BUSS)と、FPGの関連会社である FPG Asset & Investment Management B.V.(FPG AIM)とともに、シンガポールで、リース事業案件に関する合弁事業を行うことにしたもの。

その持株会社として暫定的にシンガポールに設立した FPG Raffles Holdings(FPG RAFFLES HOLDINGS)の増資を、FPG、FPG AIM とBUSS が各々引き受ける方法により合弁会社化する。

増資に際しては、FPGが1990万USドルとFPG AIMが490万USドル現金出資するとともに、BUSSが 450万USドル相当について、同社の100%子会社でコンテナ投資管理サービス事業を行うシンガポール所在のRaffles Leaseの株式を現物出資する。

これにより、RAFFLES LEASE の保有するコンテナマネージメントシステムをFPGグループで活用することが可能となる。

これらの結果、持株会社である FPG RAFFLES HOLDINGSとRAFFLES LEASE(本件実行後、FPG Raffles に社名変更する予定)がFPGの子会社となる。

RAFFLES LEASE が持つコンテナの管理・売却に関するノウハウを、FPGのコンテナを対象としたリース事業案件の組成に活用し、その商品性を高めることが可能になる。

FPG RAFFLES HOLDINGS に対する2500万USドルの現金出資は、リース組成機会のさらなる拡大を図るため、案件組成用のコンテナを取得し、案件組成まで保有するウェアハウジング業務等に活用する。

今後、FPGは、FPG AIMとBUSS と連携し、FPG RAFFLES HOLDINGSとFPG RAFFLES (RAFFLESLEASE より社名変更する FPG Raffles)の機能拡大を図りつつ、コンテナを対象としたリース事業案件の組成金額の拡大を通じて業績拡大・企業価値の向上を図る。

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