共栄タンカーは3月24日、固定資産の譲渡予定時期を変更したことで、特別損失(減損損失)が見込まれることに伴い、通期業績予想を修正した。
2月1日に発表した固定資産の譲渡では、譲渡予定時期を2017年2月~3月としていたが、本船の修繕により2018年3月期第1四半期に変更となった。
これに伴い、2017年3月期連結決算の特別利益に計上予定であった譲渡益約16億6400万円(譲渡価額から譲渡に係る費用等の見積額を控除した概算額)が、2018年3月期第1四半期に変更となる。
2017年3月期第4四半期において、共栄タンカーグループが保有する船舶について、将来の回収可能性を検討した結果、一部の船舶の帳簿価額を回収可能価額まで減額する見込みとなった。この結果、特別損失として減損損失を約6億5300万円計上する。
2017年3月期通期の連結業績予想数値は売上高130億円(前回予想比0.0%)、営業利益21億円(22.2%減)、経常利益11億円(35.3%減)、当期利益7億円(41.7%減)と修正した。
共栄タンカー 決算/4~6月の売上高2.2%増、営業利益1億8200万円