国土交通省は3月24日、ラオス国立大等において、物流実務の知識・ノウハウ提供のための集中講義を開講したと発表した。
講義は、SGH財団の協力のもと、SGホールディングスグループの佐川グローバルロジスティクスの教育担当社員を講師として迎えて開講した。
ラオスの物流施設においては、棚が未整備で置き場の明示もされていないなど、物流現場の運用レベルは低水準に留まっている。
講義での5S・ECRS手法による業務改善・倉庫管理等、従来ラオスでは認知されていない物流現場の改善に関する実践的な内容に対して、受講者からは特に高い関心を示した。
国際物流課では、日本の質の高い物流サービスをアセアン域内に展開していくためにも現地の物流人材の確保・育成が不可欠との認識の下、今後も官民連携による物流人材育成事業を引き続き実施していく。
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