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横浜市港湾局/環境に配慮した船舶に対しインセンティブ制度を創設

2017年03月27日/CSR

横浜市港湾局は3月27日、横浜港の環境への取組を内外にアピールし、国際競争力強化につなげるため、4月から環境に配慮した船舶の寄港の促進を図るインセンティブ制度を創設すると発表した。

世界港湾気候イニシアティブ(WPCI; World Ports Climate Initiative)により運営されるESI(Environmental Ship Index)やグリーンアウォード財団による制度に参加し、排出ガスの水準を数値化したESI指数が一定以上の外航船またはグリーンアウォード財団の認証を受けた外航船の入港料を減免する。

対象船舶はESIスコア30以上で横浜港に入港する外航船とグリーンアウォード財団の認証を取得した横浜港に入港する外航船で、インセンティブの内容は入港料を15%減免する。

必要書類は、ESI、グリーンアウォード共に制度運営者が発行するCertificate(証書)の写しと入港料減免申請書。

ESIは国際港湾協会(IAPH) 主導のもと世界の港湾が結成した世界港湾気候イニシアチブ(WPCI)が運営。船舶からの大気汚染物質(NOX 、SOX 、 CO2)等の排出削減を主目的としている。

また、グリーンアウォードとはオランダに本部を置くグリーンアウォード財団が運営。環境配慮、安全対策、船員の質の向上など幅広い項目を審査対象としている。

横浜市港湾局/国際海運の脱炭素化に関する「ハンブルク宣言」に署名

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