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GLP/大阪府枚方市で延床11.9万m2のマルチテナント型物流施設着工

2017年03月30日/物流施設

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は3月30日、大阪府枚方市でマルチテナント型の先進的物流施設「GLP枚方III」を着工したと発表した。

<完成イメージ>
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<広域地図>
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<詳細地図>
20170330glp3 500x471 - GLP/大阪府枚方市で延床11.9万m2のマルチテナント型物流施設着工

地上5階建て、延床面積約11万9000m2の先進的物流施設で、大阪内陸部に位置し、 国道1号線を経由することにより大阪・京都へアクセス出来るほか、第二京阪道路の枚方東IC、枚方学研ICより3kmに立地し、エリア配送や広域の配送拠点として活用出来る。

第二京阪道路と新名神高速道路の結節点となる八幡京田辺 JCT/ICが計画されており、その開通が実現すると交通利便性は飛躍的に向上する。

近隣して、住宅地や大学が複数あり、労働力の確保の点からも好立地と言える。

食品、小売、日用雑貨、医療、情報機器などこのエリアの幅広い業種にわたるテナントニーズを踏まえ、ダブルランプウェイ、中央車路を備え、垂直搬送機、荷物用エレベータも設置可能なため複層階の利用もできる。

また、一部で将来の低床や冷凍冷蔵にも対応可能で、幅広い業種の物流ニーズに応える。倉庫内の区画割りも1区画約3500m2から約6000m2まで4種類のバリエーションを備え、複層階使用により、更なるフレキシビリティを提供する。

建物構造は、プレキャストコンクリート造・免震構造を採用し、人や物の安全性を確保するほか、全館LED照明や太陽光パネルの設置など環境に配慮した設備も兼ね備えている。

BCP対策は、非常時に防災センターや事務所だけでなく、72時間以上最低限の庫内業務が出来るよう非常用発電や食料品などの備蓄を準備するほか、電源供給の2系統でのバックアップ回線の準備や緊急地震速報の施設内への通知などを予定している。

住宅地至近の立地であることから住宅地側の景観に配慮し、植栽を多く取り入れるなど周辺の環境との融和も目指す。

■施設概要
施設名:GLP枚方III
所在地:大阪府枚方市
敷地面積:約5万2000m2
延床面積:約11万9000m2
着工:2017年3月
竣工:2018年9月末

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