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東京空港交通、佐川急便/貨客混載と手ぶら観光サービス開始

2017年03月30日/SCM・経営

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東京空港交通と佐川急便は3月30日、貨客混載事業による輸送の効率化と利便性向上のため、都心と成田空港を結ぶリムジンバス乗車券と、成田空港への手荷物当日配送サービスをセットにした企画商品を発売した。

<東京駅八重洲口の佐川急便の東京手ぶら観光手荷物預かり処>
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<プレミアムハンズフリーパッケージ概要>
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<モデルコース>
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企画商品(プレミアムハンズフリーパッケージ)を使用すると、スーツケース等の手荷物を成田空港まで当日配送することができ、顧客はお好きな場所で手ぶら観光を満喫したあと、リムジンバスのネットワークを活かして最寄のバス停から成田空港へ向かうことができる。

バス運賃と手荷物当日配送料金を別々に支払うよりも、リーズナブルな価格、3600円としている。

通常別々で申し込むと、バス料金が2800円から3100円、手荷物配送費が1566円プラス空港手数料が648円と、かなり高額になる。訪日外国人旅行客をはじめ多くの旅行客に、便利に、お得に手ぶら観光を楽しむことができる。

<貨客混載輸送の流れ(一例)>
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<宅配カウンターでの受付>
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<危険物探知機で荷物を検査>
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<荷物をビニールで覆う>
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<配送伝票等を貼り付ける>
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<宅配カウンターからバスターミナルへ搬送>
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<定時にバスが到着>
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<荷物を積み込む>
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<定時にバスが発車>
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プレミアムハンズフリーパッケージを開始することで、東京空港交通と佐川急便では、リムジンバスの空き荷物スペースを活用した貨客混載輸送を実施する。

顧客から預かった手荷物を佐川急便の配送ネットワークによりリムジンバスの停留所まで輸送し、都心から成田空港間をリムジンバスに載せ換え輸送する。都心から成田空港への荷物輸送にリムジンバスの荷物スペースを利用することにより、輸送の効率化による環境負荷の低減と省力化を図ることが可能となる。

更に、手ぶら観光サービスと組み合わせることで、空港当日配送の受付時間、取り扱いエリアを拡大することができ、従来に比べ、より利便性の高いサービスを顧客に提供することが可能となる。

<左が東京空港交通の増井健人社長、右が佐川急便の内田浩幸取締役>
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東京空港交通の増井健人社長は「海外からの観光客は団体旅行からフリーな個人旅行者が急増している。手ぶら観光のニーズは高まっており、佐川急便さんが手ぶら観光に積極的なことから、両社の都内の拠点を組み合わせて新サービスを提供することになった。価格は非常にリーズナブルで、乗車料金に若干上乗せした程度。期待している」と話した。

佐川急便の内田浩幸取締役は「佐川急便は全国各地で手ぶら観光の展開を進めている。しかし、貨客混載でバス運行会社と組んでの展開は初となる。これまで、荷物はトラック、人はバスだったが、そのバスの空き荷物スペースを利用することで、輸送車両の削減、環境への貢献など非常に意義ある取り組みだと思っている」と述べた。

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