大和ハウスグループのフレームワークスと、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所は4月13日、次世代ロジスティクス オープンデータ活用コンテスト」を実施すると発表した。
応募受け付けは4月28日から9月27日まで、結果発表・表彰式は11月に開催する予定。今回も、賞金総額は500万円になる。
昨年、200件近くの応募があったが、今回は、AI(人工知能)時代に向けた物流への新提案を国内外の一般の開発者、研究者、学生などからアプリ、Webサービス、調査研究レポート、ガジェットなどを広く募集する。
フレームワークスでは、物流業界の抱える人で不足、過剰なサービス競争などの解決に向け、倉庫内でのロボットによる商品搬送やトラックの配車といった物流業務について、AIを活用して効率化する取り組みを進めている。
コンテストでは、物流、倉庫、HEMS(家庭で使うエネルギーを節約するための管理システム)、人口統計についてのデータをオープンデータとして公開し、AIをはじめとする情報通信技術を活用した物流業界への新提案を広く募集する。
公開予定分野は、物流、倉庫、HEMS、人口統計の各収集データをマイクロベース、Hacobu、大和ハウスグループ各社の協力のもと オープンデータとしてコンテスト応募者へ提供する。
オープンデータとAI、そして物流の可能性について理解を深めるため、4月27日にコンテストの坂村健審査委員長(東洋大学情報連携学部INIAD学部長)が学部外との連携を担うために組織したINIADcHUB(イニアド シーハブ)で、「次世代ロジスティクスオープンデータ活用コンテスト~人口知能(AI)活用の時代に向けて~」と題したシンポジウムを開催する。
■コンテスト・シンポジウムの詳細
http://contest.frameworxopendata.jp/