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CRE/埼玉県新座市に2.5万m2の物流施設を竣工、入居率100%で稼働

2017年05月09日/物流施設

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CRE(シーアールイー)は5月9日、埼玉県新座市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア新座」を4月28日に竣工したと発表した。

<ロジスクエア新座>
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ロジスクエア新座は、竣工に先立ち入居率100%となっており、KADOKAWA グループの物流会社であるビルディング・ブックセンターの物流拠点として5月1日から稼働している。

関越自動車道所沢ICより約2kmに位置し、国道254号線(川越街道)、国道463号線(浦和所沢バイパス)へのアクセスが容易であり、物流施設としてのロケーションは良好。

埼玉県南部、特にこの開発地である所沢・新座エリアは、都心部へのアクセスにも優れ、物流拠点立地としてのテナントニーズも多く、県内でも有数の物流プライムエリア。

JR貨物の新座貨物ターミナル駅が本開発地より約3kmと至近にあるため、鉄道貨物輸送によるモーダルシフトへの取り組みに対して、立地的なメリットを確保している。

<1階倉庫内、トラックバース>
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<3階倉庫内>
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<エントランスホール>
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施設は、1万5372m2の敷地に地上4階建て、延床面積2万5886.の施設で、倉庫部分はワンフロア約2500坪の3層、一部中二階フロアをオフィス関連スペースとして設け、マルチテナント型施設として複数テナントへの分割賃貸の対応も考慮した設計としている。

場内出入口は入口専用、出口専用の計2か所のゲートを設け、敷地内車両動線をワンウェイにすることにより、場内車両渋滞や接触事故防止に配慮している。

倉庫部分の基本スペックとしては、床荷重は1.5t/m2、有効高さは各階6.0m以上、平均照度は300ルクス以上、荷物用エレベーター(4.1t)を計4基設置し、あらゆる庫内オペレーション、入出庫オペレーションに対応し得る汎用性の高い施設となっている。

将来的なオペレーション変更時の対応も想定し、垂直搬送機やドックレベラーの増設に対する構造対応、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペース等の確保、事務所の増床を想定した法的な対応等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応が出来る仕様となっている。

倉庫内の防火区画壁には、倉庫業法で定められた壁強度(2500N/m2)を有する耐火断熱パネルを採用。

耐火断熱パネルは、法令で定められた耐火性能を満足させつつ、マイナス10度帯までの冷蔵冷凍倉庫の間仕切り壁として使用する事も可能で、入居テナントの冷蔵冷凍設備導入時のイニシャルコスト圧縮や、外壁のサンドイッチパネルとともに冷暖房設備設置時の熱負荷低 減に大きく寄与する事が可能。

鋼板製のパネル仕上げによる倉庫内の美観向上と合わせて、施設の就業環境改善に繋がる。

耐火断熱パネルは従来のALC(軽量気泡コ ンクリート)や軽量鉄骨造の防火区画壁と比較して耐震性能が大幅に向上しており、CRE開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入、AEDの設置や耐震型設備配管の採用などと合わせて、入居テナントのBCP(事業継続計画)策定の一助になっている。

敷地内の舗装には、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」を全面採用。

従来は白色であった「半たわみ性舗装」に黒色顔料を添加して誘導ラインなどの視認性を高めることで場内の安全性を向上させ、車両のタイヤ跡を目立たせないことで舗装面の恒久的な美観維持に寄与する。

環境対策として、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮した施設としてCASBEE埼玉県のAランク認証、BELSの最高ランクである「★★★★★(5つ星)」 評価を取得している。

LED照明は働く人々の職場環境を考慮して、従来の昼光色よりも身体へのストレスを軽減すると言われる温白色器具を採用している。

■ロジスクエア新座の概要
所在地:埼玉県新座市中野一丁目
敷地面積:1万5372.46m2
建築面積:8736.93m2
延ベ面積:2万5886.31m2
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造:柱 鉄筋コンクリート造+梁 鉄骨造(4 階のみ柱 鉄骨造)
規模:地上4階建て(倉庫部分3層)
工期:2016年5月12日~2017年4月28日

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