ESRは5月9日、埼玉県久喜市の東京理科大学跡地の一部を取得し、マルチテナント型の物流施設「イーシャンレッドウッド（ESR）久喜ディストリビューションセンター」を開発すると発表した。
＜ESR久喜ディストリビューションセンターの完成予想図＞
＜広域図＞
＜近隣図＞
建物は地上4階建ての耐震構造で、両端に上り下り専用のランプを設置し、3階までトレーラー、コンテナ車が直接アクセス可能。延床面積約15.6万m2。
ワンフロア当たりの面積は約3.5万m2で、大手企業の利用、大規模な拠点集約など、幅広いスペース需要に対応できる。総投資額は約250億円を予定。6月1日着工、2018年9月末竣工を予定。
計画地は東北自動車道久喜ICより約1.5km、圏央道久喜白岡JCTより約5.5km、県道12号川越栗橋線に容易にアクセスする立地。
圏央道によって東名高速道路、中央自動車道、関越自動車道、東北自動車道、常磐自動車道、東関東自動車道が結ばれ、首都圏・東北地方への交通アクセスに優れている。
周辺には清久工業団地や久喜菖蒲工業団地、白岡工業団地などがあり、工場、物流施設が集積。久喜エリアは国内物流の戦略的拠点であり、この施設も旺盛な需要を見込んでいる。
周辺に住宅地が広がっており、JR久喜駅より2.5㎞で市バスによる通勤も可能なことから、雇用確保も有利な立地。
ESRの基本理念である「HUMAN CENTRIC DESIGN.」（人に優しいデザイン）に基づき、託児所、カフェテリアなど働く人にとって快適なアメニティを導入し、再生可能エネルギーも積極活用し、環境負荷の低減にも最大限配慮をした最先端の物流施設を提供する。
■概要
名称：ESR（イーシャンレッドウッド）久喜ディストリビューションセンター
所在地：埼玉県久喜市下清久500
敷地面積：約8万1000m2
延床面積：約15万6000m2
構造・階数：S造・地上4階建
着工：2017年6月1日（予定）
竣工：2018年9月末（予定）
